八ツ橋起源の提訴問題で見える京都の外国人に向けた事情・理由を解説!

八ツ橋起源の提訴問題で見える京都の外国人に向けた事情・理由を解説!

こんにちは。

やすです!

京都の八ツ橋業界に激震が走りましたね。

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井筒八ッ橋本舗」が「聖護院八ッ橋総本店」提訴ということで、京都の和菓子老舗が争う形となってしまいました。

八ツ橋が大好きな私としてはなかなかにショッキングな出来事です。

といっても今まで八ツ橋の製造メーカーについて気にしたことはないんですけれど・・・

起源の設定については外国人に説明する上で非常に重要なことだということです。

しかし、結果的に根拠のないことを表示してしまうと混乱を招いてしまうということで今回の提訴への発展となってしまったんですね。

この記事ではなぜそんなことになってしまったのかを紐解いていきたいと思っています。

聖護院八ッ橋総本店はなぜ創業を1689年としたのか

この1689年(元禄2年)というのは、それまでの八ツ橋業界の元年とされてきた年だからです。

第三者としていきなり出てきたこの問題は「そんな細かいことで600万の損害賠償って・・・」と思ってしまうわけですが、京都の格式的にそうはいかない事情があるんでしょうね。

しかし、日本の元首都である京都の銘菓として外国人に説明する上で起源を説明するのは非常に大事なことだということです。

そして井筒八ッ橋本舗が訴えた内容はざっくり言うと、「50年前の資料で創業年は不詳だ。としていたのにここにきて一番古い1689年って言うのはどういうこと?それを証明する証拠はあるんかい!」

といった感じですね。

このことについては私もいささかの疑問がありますね。

いくら古くからの老舗だからといって、そんな大事な資料が近年突然見つかるっていうのも不思議な話ですし、しかも一番古くから創業していることにしたような書き方としてはライバルとしてはイラッとくることですよね。

どこかの国のように言ったもん勝ちなんかい! と思ってしまいますよね。

ちなみに1689年(元禄2年)の創業を一番はじめに設定していたのは、本家西尾八ッ橋という同じく八ツ橋の人気の老舗です。

そもそも八ツ橋の起源ってなんなんでしょうか?

初橋の起源は二通りあり、はっきりしてない!?

八ツ橋についての起源を調べてみると二通りあって、はっきりしていないということがわかりました。

これが問題をややこしくする一番の原因だと思うのですが・・・

ひとつ目は、箏曲(そうきょく 別名:琴(こと))の祖・八橋検校(やつはし けんぎょう)を偲び箏の形を模したことに由来するとする説。

ふたつ目は、『伊勢物語』第九段「かきつばた」の舞台「三河国八橋」にちなむとする説。

井筒八ッ橋本舗の八ツ橋

聖護院八ッ橋総本店の八ツ橋

写真をみるとたしかに琴にも見えますし、橋にも見えますね。

そしてもともとこの形の焼き菓子が八つ橋ですが、一般の人が思い浮かべる三角のものは戦後作られた生八ツ橋といって、シェアがおよそ半々くらいになるらしいです。

起源を設定することがなぜ外国人向けなのか

先程書いたように起源を設定するということは、この店は何百年続く老舗なんですよ。

ということを説明するためでありますが、もっと深い意味があります。

それはヨーロッパなどでは特に伝統や格式を特に重んじる考え方があります。

日本人についてももちろんその考え方は大いにあるんですが、日本人は四季の移り変わりや人や物が変化していく様をわびしい、さびしいといったように表現したり、その考え方を美しく自然だというようにも解釈します。

それに対して外国人は変わらない伝統や物などを重視する傾向にあります。

外国人が京都に来るのはやはり文化や歴史などの伝統が興味あるからです。

そのために説明する用に起源を設定したのだと思われます。

そして当然歴史が深ければ深いほど良いといったことを知っているために出てきた数字なんでしょう。

しかしこの起源の問題は以前からくすぶっていたようです。

京都八ツ橋商工業協同組合は起源を示す明確な根拠がないために1689年(元禄2年)というような表記をやめるように、各店舗にもとめているようです。

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他の八ツ橋店の起源はどうなっているの?

・聖護院八ツ橋総本店 1689年(元禄2年)

・本家西尾八ッ橋 1689年(元禄2年)

・井筒八ッ橋本舗 1805年(文化2年)

・聖光堂八ツ橋總本舗 1850年(嘉永3年)

・おたべ(株式会社美十)1957年(昭和32年)

と、1689年にふたつのお店が創業していることになっていますが、どちらも証拠はないようです。

もともと日本人にとってはなくてもいいものですもんね。

日本人はどっちかっていうと新しいものが大好きですよね。

まとめ

一般の日本人にとっては必要のない情報ではありますが、外国人に説明する上で重要なのが起源の年である。

今の所八ツ橋の由来については二つの説があり、決まっていない。

何はともあれ、日本京都の伝統の銘菓である八ツ橋を今後も美味しくいただけるように、どちらのお店も今後も頑張ってほしいです。

以上、やすがお送りしました。

出典:http://news.livedoor.com/article/detail/14814573/

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コメント

  1. 森野〆治 より:

    八ツ橋を製造しているメーカーの外国人への売り上げは何パーセントぐらいあるでしょうか?外国人が伝統的な焼き八つ橋であれ、生八ツ橋であれ、好んで食べたり、お土産に買ったりするという話は聞いたことがありません。
    近年最も多い中国人の観光客が好むお土産は「白い恋人たち」や「東京バナナ」です。
    地元の京都人もわざわざ「京都名物」などは買う訳もなく(たまには買うでしょうが)、一番のお得意さんは他府県からの観光客や修学旅行生でしょう。
    又、近年外国人観光客の数が増えているといいますが、その大半は中国や近隣のアジア諸国からの観光客です。
    売り上げが少ないヨーロッパの人達のためにわざわざ訴訟まで起こすのは馬鹿らしいことで、記事での根拠は全く意味をなしていないと考えます。

    • sagamikozou より:

      >森野〆治様
      コメントありがとうございます。
      八ツ橋メーカーの外国人への販売シェアは私の検索力では見つけることができませんでした。
      ご指摘のことは「ヨーロッパなどでは特に~」の部分だと思うのですが、これが外国人=ヨーロッパというような意味を与えてしまったようです。
      これは私の文章能力の低さが招いてしまった誤解になります。
      稚拙な表現で誤解を与えてしまって申し訳ありません。

      ここでは「外国人=日本以外の国の人」ということを言っているつもりでした。もちろんそこには中国人も入っています。中国にしても伝統をとても重視する国と私は認識しています。

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