万国郵便連合の米(アメリカ)脱退で影響はどうなる?わかりやすく解説

万国郵便連合の米(アメリカ)脱退で影響はどうなる?わかりやすく解説

こんにちは!

17日に国際的な郵便ルールを定める国際機関の万国郵便連合(UPU)から米国(アメリカ)が脱退するというニュースが流れてきましたね。

これによって今後の国際的な関係や”貿易戦争”などへの影響はどうなるのか先行きが不透明な部分が多いと思った人も多いと思います。

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またまったくもってよくわからない人もたくさんいると思います。

私は後者のほうでしたが、この記事では今回の万国郵便連合(UPU)の米の脱退によって、今後の影響はどうなるのかなどをできるだけ初心者にもわかりやすく解説いきたいと思います。

万国郵便連合(UPU)とはどういったもの?

まず万国郵便連合とはいったいどういったものなのでしょうか?

郵便業務の効果的運営によって諸国間の通信連絡を増進し,文化,社会及び経済の分野における国際協力に寄与するため,加盟国間における郵便物を安全かつ迅速に交換し,配達すること,保証すること,郵便業務の組織化及び完成を確保し,郵便分野における国際協力の増進を助長すること,加盟国が要請する郵便に関する技術援助にできる限り参加することを目的とする国連専門機関です。
引用:https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/page22_000758.html

つまりは国際間の郵便物を安全でかつ迅速に配達することを保証する国際機関ということなんですね。

平成30年2月2日現在で加盟国は192カ国ですが、アメリカが実際に脱退してしまうとこの数字が変わってきちゃいますね。

万国郵便連合の概要

この連合は加盟国間の郵便業務を調整することが目的とされていて、1874年10月9日、万国郵便条約によって設立されました。

本部はスイスのベルンにおかれています。

万国郵便連合の設立によって以下の3点が合意されました。

  1. 地球上のほぼすべての域から固定料金に近い形で郵便物が送れること。
  2. 国際郵便、国内郵便(内国郵便)がともに同様の扱いがなされること。
  3. 国際郵便料金は、それぞれの国で徴収し、使用すること。

切手を貼った郵便物についてはどの国家の切手でも国際的に通用するような取り決めにもなっているのも特徴の一つです。

何気なく使っている郵便にもこのような取り決めがあることで難しいことを意識しないで使用できるようになっています。

日本自体は1877年(明治10年)6月1日に万国郵便連合に加盟しました。

第2次大戦大戦中には脱退していますが、1948年(昭和23年)6月1日に再加盟しています。

米国(アメリカ)はどういった理由で脱退に踏み切った?

それではこの国際的にも重要な郵便システムの取り決めに関してなぜアメリカは脱退するような方向性にもっていっているのでしょうか?

国際ルールが、中国企業などに安い価格で米国に小型郵便物を配送するのを認めていると批判。これにより、海外の郵便物を米国内で配達する米郵政公社などが不当な負担を強いられていると訴えた。
引用:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181018-00000005-jij-int

というように中国を名指ししてルールが不平等であると、そしてそれによってアメリカの経済に負担がかかっているということで、このような行動に出たということです。

UPUの万国郵便条約によると、中国は新興国や発展途上国として位置づけられており、米国などの先進国に比べて国外に対して安く送れるようになっているが、今後のこの条約の見直しを求めて交渉していくと見られています。

ネットの声

これによってネットでも騒がれています。

ただ気になるのはこれによって今後どうなっていくのかその影響が知りたいですよね。

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万国郵便連合の米国の脱退によって考えられる影響は?

一番心配されるのはやはり物流の影響でしょう。

アメリカはamazon(アマゾン)という大きな企業があります。

これによる影響は大きく、計り知れないとも思われますが実際はどうなんでしょうか?

様々な憶測が飛び交っていますね。

ただ実際にはすぐに脱退するわけではなく、今後1年程度の交渉期間に入って、協議していく姿勢をもっているようです。

そしてもし離脱した場合でも海外の物流に大きな影響は出ないとの見解をだしています。

米当局者は離脱した場合でも自ら設定した料金で小包郵便などの国際配送を続けることは可能で、海外の物流に大きな影響は出ないと説明している。
引用:https://www.nikkei.com/article/DGXMZO36618280Y8A011C1FF2000/

こういったことよりもむしろ、トランプ政権は地球温暖化対策の国際枠組み「パリ協定」や国連教育科学文化機関(ユネスコ)、環太平洋連携協定(TPP)などからの離脱のほうが影響が大きいとされています。

まとめ

万国郵便連合(UPU)のアメリカ離脱でも影響はさほど出ないとの見通し。

すぐ脱退するわけではなく、しばらく交渉の期間に入ると予想されます。

以上、やすがお送りしました。

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