2020年末あたりからビットコインの話題をよく耳にしませんか?
今まで仮想通貨のことに興味を持っていなかった人にとっては数年前に芸人さんとかの間ではやっていたやつのことかな?
と思った人も多いんじゃないかと思います。
この記事では初心者でもとりあえずの仮想通貨のイメージの土台だけでも持ってもらおうとわかりやすく書いています。
実際2017年末から2018年にかけて仮想通貨バブルというものが存在して、一旦静まっていたんですが、また2020年末に起こり、年をまたいでなお継続中のコロナショックによる各国の経済対策などでまたビットコインに注目があつまっているんです。
そもそも仮想通貨っていうのはなんなんでしょうか?
このページにたどり着いた人は仮想通貨のことをあまり知らない初心者だと思いますので、そのあたりのことについてできる限りわかりやすく解説していけたらなぁと思います。

仮想通貨とは一体何モノ?
仮想通貨とは一体何なのか?というと、
ズバリ答えるとなるとインターネット上で送金や決済ができるデジタル通貨のことである。
と答えざるを得ません。
これだけ言われて???と思う人も多いと思います。
たとえば電子マネーとどう違うのかとか、危険な投資商品で手を出したらやばいモノと捉えてる人もいると思います。
わからないから怖い。知らないからダメ。といったよくわからない仮想通貨がまとっている鎧をこのページで一つずつ剥がしていけたらなぁと考えています。

仮想通貨投資は危険?
仮想通貨は危険なんじゃないか?
と思う人はまだ多いと思っています。
私は平凡なサラリーマンですが、周りで仮想通貨の話題を聞いたことは今まで一度もありません。親しい同僚とちょろっと話したことはありますが、誰も彼も反応は薄く、「よくわからないから怖い」というようなイメージの人しかいませんでした。
しかし2020年は仮想通貨にとってかなり画期的な年になったことは間違いなく、数々の資産家や機関投資家の間でビットコインを自身のポートフォリオに加える人が増えてきているのです。
それだけ信頼されてきているという証ですよね。
なぜそんなに信頼できるのかというのは、やはり仮想通貨のことを知っているからだということが土台にあると思います。
誰しもよくわからない商品に自分の財産の一部を預けるなんてことしないですよね。
だいたいそういったよくわからないものというのは詐欺と相場が決まっているからです。
そこでその謎の正体を少しでも突き止めていこうと紐解いていこうと思います。

よくある仮想通貨の誤解・勘違い
- 仮想のモノで実態がないからいつ価値がなくなるかわからない
- デジタルだからいくらでも作れる
- 実物ビットコインが存在する
- 電子マネーと同類
ひとつずつ解説していきたいと思います。

仮想のモノで実態がないからいつ価値がなくなるかわからない
については、たしかに仮想通貨というのは実体(実態)を持ちません。インターネット上で生まれたデジタルな文字列になります。
ただしマイニングという作業によって生み出されたブロックチェーン技術上のビットコインは全世界から監視されるつながったデータになります。
それはどこかの会社が管理するものではなく、みんなで管理するものなのでインターネットが存在する限りなくなりませんし、共通の価値を持ちます。国の財政が危ういときに退避する目的で利用されるといった事例もあります。
つまり全世界の富豪の人々のリスクマネジメントやポートフォリオに組み込まれるほどの価値を持っています。

デジタルだからいくらでも作れる
ビットコインは始めから2100万BTCと総量が決められています。しかも一気に世に放出されたわけでなく、マイニングという作業によって徐々に生成されていきます。
そのマイニング作業も2140年頃に終了すると言われています。デジタル・ゴールドとも言われる所以ですよね。こういったことから徐々に希少価値が高くなっていくと期待されています。
実物ビットコインが存在する
私もビットコインについてわからない時期はそう思っていましたw

たまにこういった類の画像をSNS上で見かけていましたのでそう思い込むのも無理はないですね。
実際はデジタルの通貨であって、「ウォレット」というサービスやアプリ、メディア等で管理します。
電子マネーと同類
こういう人は多いのではないでしょうか。たしかに今ではビットコインでも買い物ができるような時代になりました。
しかし仮想通貨は値動きが激しく、正規の貨幣としては認められていません。
SUICAやnanacoなどの電子マネーは母体の会社が同等の価値を保証しています。万が一母体が破産すれば価値はなくなります。
ビットコインはそもそも母体会社がないので、なくなる心配はありません。

仮想通貨にはビットコイン以外に何がある?
仮想通貨はビットコインだけではありません。
- イーサリアム(ETH)
- テザー(USDT)
- リップル(XRP)
- ライトコイン(LTC)
- ポルカドット(DOT)
- ビットコインキャッシュ(BCH)
- カルダノ(ADA)
他にも上げればキリがありません。執筆時の段階で数千以上あると言われています。しかし、それぞれの規格には理念やそれにそった目的があり、使用用途によって今後明確に別れていくことになると思います。
まとめ
仮想通貨はインターネット上で送金や決済等に使用される全世界共通の価値を持つデジタル通貨の一種になります。
執筆時ではまだ価値の保存であるビットコインしか認知されていない仮想通貨市場ですが、今後ブロックチェーン技術が浸透して様々なサービスで使われるようになると他の仮想通貨の存在もはっきり出てくるところになると思います。
現段階で仮想通貨に資産の一部を入れるのはまだ早いと思う人も多いと思いますが、どんなものか、どれだけ期待されているものなのかだけでも知っておくと今後の動向に期待が持てるかもしれませんね。
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